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セーバー株式会社、携帯動画ファイルの自動変換サーバソフトウェアをリリース

2006.11.28

動画投稿型サービスや携帯動画配信サービス向けに最新版を提供開始

株式会社インターネット総合研究所のグループ会社で、携帯電話向けの動画変換サーバソフトウェアを開発・提供しているセーバー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:梅内 林太郎、以下セーバー)は、携帯電話向け動画ファイルの自動変換サーバソフトウェア「Saver Movie Suite(セーバー ムービー スイート)」を、2006年12月1日より出荷開始いたします


Saver Movie Suiteは、携帯電話向け動画配信・動画アップロードサービス・ブログやSNSの動画対応・動画広告など、”動画ファイルフォーマット変換”が必要なあらゆるサービスでご利用いただける「携帯動画変換サーバソフトウェア」です。携帯電話で撮影された動画ファイルやPCで再生可能な動画ファイルを、DoCoMo/au/SoftBankの携帯電話で再生可能な動画ファイルに自動変換することにより、携帯電話向け動画コンテンツ作成の煩雑な作業の効率化や、お客様のシステムに組み込んで動画変換処理を自動化することができます。


Saver Movie Suiteは、セーバーの主力製品として数多くの実績をもつ「携帯動画変換サーバソフトウェアmini-it EM(ミニット イーエム)」の後継製品にあたり、自社開発の最新動画変換エンジンを搭載しクオリティやパフォーマンスのさらなる向上と、mini-it EMユーザの要望を反映した機能強化を行っています。


■製品仕様

(携帯3キャリア向け変換)

1つの動画ファイルから、携帯3キャリアの動画対応端末で再生可能な動画ファイルに一括変換します。また、画面サイズやビットレートなども各キャリアや機種の仕様にあわせて出力することができます。


(変換パラメータ設定)

 一般的な携帯動画向けの変換パラメータがプリインストールされていますので、管理画面から選択する だけで変換パラメータを設定することができます。また、オリジナルの変換パラメータを作成し登録する ことも可能です。


(変換指示方法)

・変換元動画ファイルを投入する監視フォルダを登録し、フォルダ毎に変換パラメータを設定します。 監視フォルダに動画ファイルを投入すると変換処理が実行されます。
・XML/TSV形式の変換指示ファイルにより、変換パラメータや変換元動画ファイルを指定して変換処理を実行します。
・XMLによるAPIを提供いたしますので、動画変換処理をアプリケーションで制御することができます。


(ファイル分割機能)

携帯動画のファイル容量を超える動画ファイルを変換する場合には、「ファイルサイズ指定分割」、 「秒数指定分割」により動画ファイルを複数に分割して出力します。


(合成機能)

動画ファイルに画像やテキストを合成して出力します。合成素材の表示位置やタイミング、文字色や 背景色などを指定することができます。


(プレ処理)

変換元動画ファイルに対するプレ処理機能として、「インタレース除去」や「逆テレシネ変換」を行うことができます。


(入出力ファイル形式)

入力ファイル形式:AVI / MOV / WMV / MPEG-1 / MP4 / 3GPP / AMC / 3GPP2
出力ファイル形式:3GPP / AMC / 3GPP2 / AVI

(PC向けファイル出力)

FLVやWMVなどのPC向け動画ファイルへの変換機能を追加する拡張ライセンスを発売予定。


(ライセンス)

MPEG4ライセンス他、エンコードやデコードに必要な各種ライセンスを取得済みですので、導入後すぐに 商用利用いただくことができます。


■製品価格

インストールするHW単位のソフトウェアライセンスとしてご提供いたします。
‐ライセンス価格:2,000,000円(税別)
‐年間保守価格 : 360,000円(税別)


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